山梨大学男女共同参画推進室

Alumni ~社会で活躍する女性たち~

2018年01月10日 TOPICS

このコーナーでは、本学を卒業した女子学生が社会で活躍されている姿をご紹介します。在学生や進路を考えている中高校生へのロールモデルとなり、将来を考えるきっかけとなる事を目的としています。

NO.1
山梨大学 生命環境学部 生命工学科H28年卒業
松田 咲希さん

Q1.現在の職種と会社について教えてください。

レディースクリニック 胚培養士 として、不妊治療専門のクリニックで働いています。

Q2.具体的なお仕事はどんな内容ですか?

患者様からお預かりした卵子への受精操作や受精卵の培養業務を行っています。

Q3.仕事を選んだきっかけは?

学で生殖分野を学んでいたこともあり、少しでも学んだことを生かして人に幸せを届けられる仕事をしたいと思ったからです。

Q4.仕事のやりがい、楽しいと思えることは何ですか?

胚培養士はあまり知られていない職種ですが、患者様からの出産報告や感謝のお手紙の中で胚培養士という言葉が書かれている時、また、できる仕事が増え患者様に貢献できていると感じる時に、この仕事をやっていてよかったと思います。

Q5.仕事を行う上で、難しいことや大変なことはありますか?

初めの頃は何も一人ではできないので一から覚えなければならないこと、また患者様の大切な受精卵を扱うので、一つ一つの操作に対して責任が重いところです。

Q6. 山梨大学で学んだ知識が、現在のお仕事に活かされている点を教えてください。

基礎的な生殖分野の専門知識、大学生活全般で培ったコミュニケーション力、「自分から学ぼうとする探求心」です。

Q7.お仕事以外の楽しみや趣味を教えてください。

買い物、友人や職場の人とのごはん、月に一度家族に会いに行く事です。

Q8.在学生や進学を考えている女子中高校生へメッセージをお願いします。

将来どんな仕事をしたいか決まっている人はいますか?今決まっていなくてもいいと私は思います。私がこの職業を知ったのは大学3年生の頃でした。それまでは、将来について具体的に決めていませんでした。山梨大学での学生生活があったからこそ、私は今の職業に出会い、ここで働いていることに誇りを持てていると感じています。学問ももちろんですが、部活やサークル、アルバイトなどを通じて、人とのコミュニケーション力をつけることができるのも学生生活の魅力かなと思います。大学で学んだことは将来いろいろな形で生かされると思うので、悔いのないよう過ごしてください。

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