2020年10月28日（水）、甲府キャンパス大村智学術記念館（Zoom同時配信）において、山梨大学および山梨県立大学の教職員、学域長および学系長（学科長含む）の教員、課長補佐以上の職員を対象とした「2020年度ダイバーシティマネジメント研修会およびイクボス宣言」を開催しました。

研修会では、NPO法人ファザーリング・ジャパン ファウンダー／代表理事の安藤哲也（あんどうてつや）氏を招聘し、「イクボスが実現する職員がいきいきと活躍し成長する職場～多様化する職場の人材を活かすマネジメントとは？」と題してご講演いただきました。講演では、働き方改革や男性の家事・育児参加がダイバーシティの実現に重要であること、また、上司が部下と信頼関係を構築する際の工夫や部下が自律的に働く職場づくりの重要性についてお話しいただきました。

また、講演後には、山梨大学および山梨県立大学学長による「イクボス宣言」を実施しました。それぞれが個性や能力を発揮し、地域と世界に向けて学びの成果を誇らかに発信することができる、生き生きとした職場環境を整える「イクボス」を目指すことを宣言しました。

この研修会には77名（会場、Zoom配信）が参加しました。研修会後のアンケートでは、「力強いメッセージで心に響きました。」「実践に向けて勤務環境を見直し、自らの意識を変えていきたいと思います。」「私自身反省する部分、これからも伸ばしていく部分など、見直しをします。」等の意見をいただきました。