令和4年2月16日(水)、教育学部比較教育学研究室主催「山梨県の学校において、いかにして女性管理職を増やすか?」をオンラインで開催し、学生・教職員ら36名が参加しました。
このイベントは、教職大学院の講義科目「教育政策の理論と実践」での学びを広く社会に還元するべく、山梨県内の学校における女性管理職の現状と課題を確認するとともに、ジェンダーに配慮した初任者教員研修プログラムを提案することを目的に開催したものです。
イベントでは「なぜ、女性管理職か?」と題し、研究プロジェクト全体の趣旨について鴨川明子 教育学部幼小発達教育コース准教授(研究代表者)が説明した後、青木英明 南アルプス市立若草南⼩学校教諭に「⼥性の管理職登⽤促進に向けての提⾔―⼭梨県における現状を踏まえて―」と題して県内の現状と課題についてご説明いただきました。
続いて、大学教職大学院 教育実践開発コース大学院生5名が「現職教員によるワークライフキャリア形成 初任者研修プログラム」をテーマに、仕事と生活の将来設計を考えるためのワークライフキャリアプランシートを提案し、その提案に対してイベントにご出席いただいた方々からご意見をいただきました。
参加者は熱心に耳を傾け、各発表後には活発な質疑応答が交わされるなど、有意義なイベントとなりました。
なお、本イベントの報告書を発行いたしましたので、こちら(PDF)からご覧ください。
※このイベントは科学技術人材育成費補助事業ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(牽引型)事業の一環として開催しました。
イベントの様子