令和5年7月21日(金)、大村智記念学術館において、令和5年度ダイバーシティマネジメント研修会をダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(牽引型)事業の一環として開催・配信しました。
今回の研修会は、石川法律事務所 所長の石川 恵 弁護士をお招きし、「事例に学ぶダイバーシティ&インクルージョンのススメ方」と題してご講演いただきました。
石川弁護士は、今回のテーマである「ダイバーシティ&インクルージョン(=多様性の受容)」について、少子高齢化により労働人口が減少する日本において働きやすい社会・環境を作るために必要不可欠であり、その実現のためには自分と違う立場や価値観の人がいることをまず知ることが重要であると述べられました。また、ジェンダーギャップ指数を用いた日本の現状とともに、日本政府や企業におけるダイバーシティに関する取組について、事例を提示して具体的に説明されました。
この研修会は管理職および管理職を目指す方を対象とし、学内外合わせて85名が参加しました。参加者からは、「分かりやすく丁寧な説明で知識の整理に役に立ちました。特にインクルージョンの捉え方は新鮮でした。」「ダイバーシティ&インクルージョンに関する理解が深まりました。」などの感想が寄せられ、有意義な研修会となりました。